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J1第2節 ホーム開幕戦 / vs V・ファーレン長崎

JFE晴れの国スタジアム  DAZN・テレビせとうち

クラブ経営

スポンサー企業一覧 岡山企業とクラブの関係

クラブ情報晴れの国の雉 編集部

ファジアーノ岡山のスポンサーは、階層に分かれて数百社が名を連ねています。地域と経済の記事で触れた「親会社を持たない市民クラブ」の構造を、実際の顔ぶれで確かめていきます。

オフィシャルスポンサー クラブを象徴する40社

最上位の枠です。地銀の中国銀行とトマト銀行、地域金融のおかやま信用金庫。情報システムの両備システムズ。人材のグロップとセリオ。ユニフォームサプライヤーのウィンスポーツ(ペナルティ)。地元紙の山陽新聞社。ここに岡山ガス、JR西日本岡山支社、カーツ、オージー技研、トンボ、はるやま商事、ナカシマプロペラ、みのる産業、オーエム産業、イシカワホールディングス、倉敷紡績、萩原工業、服部興業といった県内の主要企業が続きます。

全国区の名前も並びます。ベネッセホールディングス、明治安田生命保険、JTB、船井総研、ワオ・コーポレーション(能開センター)、JFEプラントエンジ。JFE系の企業が複数入っているのは、スタジアム名にJFEが冠されていることとも重なる、この地域ならではの構図です。

ダイヤモンド〜ブロンズ 数百社が支える裾野

オフィシャルスポンサーの下に、ダイヤモンド・プラチナ・ゴールド・シルバー・ブロンズの5階層が続きます。合計すると数百社規模で、これがクラブの経営基盤の厚みそのものです。

階層主な顔ぶれ
ダイヤモンドパートナークラレ岡山事業所、大本組、中国電力岡山支社、倉敷化工、岡山センコー運輸、テイカ、岡山トヨタ車体など、県内有数の製造・エネルギー・建設企業
プラチナパートナー黒崎播磨、NTN岡山製作所、ランデス、松田病院、岡山協立病院など。医療法人と地域の中堅企業が多く並ぶ層
ゴールドパートナー中電工岡山統括支社、JFE西日本ジーエス、倉敷製帽、岡山臨港、RSK山陽放送など。医療機関と地場企業の比率が高い層
シルバーパートナー藤徳物産、DAIKEN岡山工場、フレスタ、岡山商科大学、西日本放送など。印刷、士業、クリニック、飲食が一気に増える層
ブロンズパートナー菅公学生服、瀬戸内海放送、名鉄観光サービス、ダイヤ工業のほか、歯科医院、法律事務所、居酒屋、農園まで。個人商店に近い規模の事業者も名を連ねます

クラブスポンサーの階層には、ハローズ、エブリイホーミィホールディングス、サンマルクホールディングス、宗家源吉兆庵、廣榮堂、セブン-イレブン・ジャパン、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、キリンビール、岡山ヤクルト販売、イオンモール岡山といった、県民の生活に近い小売・食品企業が並びます。試合日にスタジアムで見かける名前がそのまま入っている印象です。

自動車ディーラーの多さが物語ること

一覧を眺めていて目を引くのが、自動車関連企業の多さです。岡山トヨペット、岡山トヨタ自動車、トヨタカローラ岡山、ネッツトヨタ岡山、ネッツトヨタ山陽、岡山日産自動車、日産サティオ岡山、岡山ダイハツ販売、岡山日野自動車、トヨタL&F岡山、トヨタレンタリース新岡山、トヨタモビリティパーツ岡山支社。系列を問わず県内のディーラーがほぼ揃っています。

車社会の地方都市で、しかも競合同士が同じクラブに名前を出している。これは広告効果を競う関係というより、地域の共同事業として参加している感覚に近いはずです。市民クラブという言葉の実態が、この一点によく表れています。

メディアと教育機関との結びつき

放送関連ではRSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、西日本放送、倉敷ケーブルテレビ、エフエムくらしき、岡山ネットワークが名を連ねます。試合中継の状況は試合の記録とあわせて追えます。地元局が継続的に支援していることが、ニュースでの露出の多さにもつながっています。

教育分野では岡山大学、岡山商科大学、吉備国際大学、加計学園(岡山理科大学)、そしてU-18の選手が通う岡山学芸館高校が入っています。ホームタウン活動の記事で扱った育成や地域貢献の取り組みと、支援企業の顔ぶれが重なっている構図です。

一覧から読み取れること

金融、エネルギー、運輸、医療、教育、飲食、士業、農業。岡山県内の経済活動のほぼ全セクターが、何らかの形でクラブと接点を持っています。20年以上かけて積み上げられてきた関係の蓄積であり、1社の経営状況に左右されにくい基盤を作っています。個別の金額は公表されていませんが、社数の多さそのものが、地域に根付いたクラブであることの一番分かりやすい証拠だと考えています。